category: JavaScript
DATE : 2006/07/02 (Sun)
DATE : 2006/07/02 (Sun)
変数の宣言
何はともあれ、変数の宣言からです。
まずは、変数「a」を宣言するコードです。
var a;
「var」を変数名の前に付けることで、変数を宣言できます。
以下のように、宣言と同時に初期化しておくことも可能です。
var a = 1;
複数の変数を同時に宣言することもできます。
var a, b, c;
ちなみに、初期化されていない変数は undefined 値を持ちます。
以下のようにすると、変数が初期化されているかどうかをチェックできます。
(変数 a は宣言済み)
a != undefined;
変数が初期化されている場合、上記の式は true を返します。
なお、変数名の先頭には、英字のほかに、「$」や「_」が使用できます。
関数の宣言
関数の宣言は、次の通りです。
function func() {
document.write("hello");
}
以下のように関数「func」を実行すると、「hello」という文字列がブラウザに出力されます。
func();
function func() {
document.write("hello");
}
なお、次のように宣言することもできます。
func = function() {
document.write("hello");
}
JavaScript では、関数は Function オブジェクトとして扱われます。つまり、「func」と言うのは、上の例で言えば、「document.write.("hello")」を実行する関数を格納した変数と言えます。
実際、関数を別の変数に渡すこともできます。
func = function() {
document.write("hello");
}
func2 = func;
これは、「function func() {...}」と宣言しても、「func = function() {...}」と宣言しても同じです。
ちなみに、引数は以下のように指定します。
function func(a) {
(省略)
}
function func(a, b) {
(省略)
}
変数の有効範囲
関数内で変数を宣言すると、関数内の範囲で有効になります。つまり、ブロック内で変数を宣言した場合でも、ブロックのある関数内であれば、ブロック外から変数にアクセスできます。
function func() {
if (a < 0) {
var b = 0;
}
(if 文のブロック外から変数 b にアクセス可能)
}
また、実行コンテキスト(スクリプトが初めに実行される部分)でも、ブロック内で宣言した変数はブロック外からもアクセスできます。
if (a < 0) {
var b = 0;
}
(if 文のブロック外から変数 b にアクセス可能)
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