category: C / C++
DATE : 2006/12/18 (Mon)
DATE : 2006/12/18 (Mon)
(前回の記事)
BREW 全体の処理
BREW 全体は、イベントやコールバックの行列と言えます。
BREW AEE(Application Execution Environment、アプリケーション実行環境)はシングルスレッドですが、複数のアプレットを実行できます。
その実体は、実行する処理を溜め込むための単一のキューにあります。
各アプレットからは、実行したい処理がキューに次々と登録されていきます。そこで BREW AEE はキューから処理をひとつずつ取り出しては実行します。それぞれの処理はごく短いものなので、このような動作を繰り返すことで複数のアプレットを同時に実行しているように見せかけています。
ここでいう「処理」が、コールバックやイベントに当たります。コールバックやイベントを使用すると、キューに実行したい処理を登録することができます。登録された処理は BREW から直接呼び出されることになるので、時間のかかる処理でも細かく分けることができれば、再起動される時間を気にせずに実行できるというわけです。
(つづきます)
参考文献
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