DATE : 2006/06/25 (Sun)
久々に、「大合奏! バンドブラザーズ」(以下、バンブラ)を取り出して遊んでみました。
程よい感じに内容を忘れていて、なかなか楽しめました( ´∀`)
ただ、このゲーム、最近の音ゲー(例えば、太鼓の達人など)と比べると、結構ストイックな点が多かったりします(ただ、それが逆に魅力になっていますが)。
他の音ゲーでは、プレイヤーは音楽の一部(例えばリズムパートなど)だけを演奏し、バックは元から録音された曲が流れるという形になっています。
しかし、バンブラでは、全パートの演奏が可能になっています。1つの曲につき最大8パートで、1人用モードでは特定のパートを選択後、コンピュータが他のパートを自動演奏する形になっています。多人数モードでは、それぞれが別々のパートを選択し、余ったパートをコンピュータが演奏する形になります。
また、各ボタンが音階に対応し、ドラムなど一部の楽器を除いて、ボタンを押しているあいだ音が出続けます。そのため、ゲーム内でも、要求された時間だけボタンを押し続けなければいけません。このあたりが結構やっかいで、要求された時間よりも前にボタンを離してしまったがためにミスになったりします。
ただ、逆に言えば、バンブラはまさに1種の電子楽器と言えるかもしれません。ボタンの組み合わせ上、2オクターブという制限はありますが、これだけでも様々な曲を演奏できるのが驚きです。
このように、楽器に近い操作方法がとられているため、非常に操作しづらい楽譜があります(難易度の高い曲に多いです)。「オーケストラを作曲するときには、運指法に制限がある」と聞いたことがありますが、それに近いことを体験できます。
ちなみに、作曲モードも付いています。五線譜に打ち込むモードもあり、タッチペンを使いながら音符を配置していく作業はとても本格的なものです。もっとも、拍子が固定されていたり、テンポが曲ごとに固定だったりするので、多少の制限はあります。ちなみに私の場合、いろいろと打ち込んでみようと思いましたが、挫折しました orz (;´Д`)どうも、リズム感や音感というものがないようです
なお、追加曲カードリッジも発売されました。このカートリッジは GBA カートリッジの形をしており、バンブラの DS カードと追加曲カートリッジとを DS に差し込むことで、追加曲カートリッジの曲を遊ぶことができるようになります。初めて差し込むときには、N64時代の様々な拡張機能を思い浮かべたものでした。
追加曲カートリッジの収録曲は、ネットで募集したためか濃い選曲が少し混ざっています。だいたい、このあたりが濃い選曲といえるのではないでしょうか。
- ハッピー☆マテリアル
- 日本ブレイク工業社歌
(;^ω^)まあ、バンブラそのものにも、「暴れん坊将軍のテーマ」があったりしましたが……
ただ、肝心の中身についてはちょっと(´・ω・`)な出来でした。上の2曲はかなり良い出来だったのですが、他の曲については、テンポが原曲よりも遅すぎたり、ワンコーラスしかなかったり、演奏が単調だったりと、プレイしていて不満に感じてしまう楽譜が少なくありませんでした。
そこから考えると、バンブラそのものに収録された楽譜はプレイしていて面白いものが選ばれていることが分かります。
ところで、バンブラの主人公ともいえるバーバラ様は、「英語が苦手な大人の DS トレーニング えいご漬け」にも出演しています。本人は不満のようですが……。
ちなみに、公式ページのマンガ・バンブラ入門にはまだ未公開の部分があります。
(;・∀・)発売から1年半ほど経ちましたが、まだ何かあるのでしょうか……