category: 日記
DATE : 2007/02/16 (Fri)
DATE : 2007/02/16 (Fri)
( ^ω^)ごく一部を修正したら、普通に動作しました。
原因は、GPS 受信機の設定を行う部分でした。
BREW API からは、GPS 受信機の振る舞いをいろいろと設定することができます。例えば、ネットワークを使わずに GPS 受信機のみで現在地の計算を行うようにしたり、精度よりも速度を重視するようにしたりできます。
(;^ω^)ただ、これはあくまでもその設定に携帯電話側の GPS 受信機が対応していればの話で、対応していない場合にはもちろんその設定は使えません。
(;^ω^)ちなみに、BREW シミュレータの場合、標準のデバイスパックではどのような設定にしても動きます。
なので、GPS 受信機の振る舞いを設定するコードを書く場合には、次のような処理になります。
- アプリケーションに適した設定を用意する。
- 設定が使えるかどうかを確認する。
- 第2希望以降の設定がある場合は、1、2を繰り返す。
- 用意した設定が使えない場合は、標準の設定を使う。
しかし、動かなかったコードは最後の部分が抜けていました。
そして、実際に上のコードが組み込まれた場所は、GPS 受信機が使えるかどうかを検証する部分でした。そのため、用意した設定が使えない場合は GPS 受信機が使えないと判断する処理になっていたのです。
(;^ω^)位置情報の取得ができるかどうかをチェックする部分は別にあって、その部分で異常が発生した場合はきちんと「GPS が使えません」というメッセージが出るのですが、上の設定を検証する部分で異常が発生した場合は起動に失敗するような仕組みになっていました。
(;^ω^)ただし、アプリケーションの種類によっては、標準の設定では使えないという判断が必要な場合もあります。
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