category: C / C++
DATE : 2007/01/05 (Fri)
DATE : 2007/01/05 (Fri)
(前回の記事)
GPRMC
手入力用の雛形として、まず GPRMC の例をひとつコピーしてきます。(以下の例は、「NMEA-0183 フォーマット」からの転載です)
$GPRMC,050945.00,A,3504.227794,N,13545.810149,E,000.0,57.1,140302,6.5,W,A*12
このデータの中で重要な部分を示します。
$GPRMC,050945.00,A,3504.227794,N,13545.810149,E,000.0,57.1,140302,6.5,W,A*12
- 050945.00
- 現在時刻(UTC)です。hhmmss.ss 形式で記述します。この例では、5時9分45秒です。実際の現在時刻を記述する必要はありません。1秒ごとのデータを記述する場合には、ひとつ前のデータの現在時刻に1秒を加えます。
- 3504.227794,N
- 緯度です。ddmm.mmm 形式で記述します。N は北緯、S は南緯を表します。この例では、北緯35度4.227794分です。
- 13545.810149,E
- 経度です。ddmm.mmm 形式で記述します。E は東経、W は西経を表します。この例では、東経135度45.810149分です。
- 57.1
- 進行方向です。真北が0度で、時計回りに増加します。
上に記述した部分を変えることで、任意の緯度・経度・進行方向で GPS エミュレーションを行えます。
(つづきます)
参考文献
PR
●この記事にコメントする
忍者ブログ [PR]