category: 読書
DATE : 2007/09/11 (Tue)
DATE : 2007/09/11 (Tue)
「アルゴリズムイントロダクション 改訂2版」1、2巻を読みました。アルゴリズムとは何かという基本的な部分から始まり、アルゴリズムの解析手法や設計手法、また代表的なアルゴリズムが紹介されている本です。
(;^ω^)高度なアルゴリズム本を読んでいたら撃沈されてしまったので、本書を読むことになりました。
オーダ記法に複数の種類(Θ、O、Ω)がある時点でまず驚きました。実際、撃沈された本では複数の記号が使い分けられていて、全部Oに解釈して無理やり読んでいましたが、これですっきりしました。
アルゴリズムの設計手法、特に動的計画法の部分は非常に便利だと思いました。動的計画法の例だけでなく、どのような場合に適用できるのかについても詳しく述べられています。
全体的に見ると、証明などの数学的な部分は少々難しいところもありましたが、アルゴリズムの動作は図も豊富で非常に分かりやすかったです。
(;^ω^)ただ、訳書の唯一の問題点は、第3巻の翻訳がまだということです。あとがきによると、「御支持があれば、残された部分の訳出にも取り組みたい」とのことです。
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