DATE : 2007/09/14 (Fri)
友人と一緒に、「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序 EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE」を見てきました。TV 版「新世紀エヴァンゲリオン」は未見でしたが、それなりに楽しめました。
ただ、TV 版の1話~6話までの展開を再構成したためか、ツギハギ感が若干目立ったような気がします。脳内補間をかけて、「きっと昔に○○なことがあったのだろうな」とか「××は△△なんだろうな」と無理矢理にでも納得しないと、展開についていけないと思いました。
物語の内容自体は、最終的には大団円な展開なので満足できました。もっとも、次回作以降のための謎があちこちに残されているので、気分はあまりよくありません。個人的には、「序」は「序」で完結するような展開になっていればもっと良かったのですが。
(;^ω^)もし次回作を見るとしても、そのときには「序」の謎はほとんど忘れているような気がします。
ところで、「新世紀エヴァンゲリオン」といえば数々の名言が挙げられます(「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」など)。「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序」でも名言がいくつか出てきます。しかし、様々なところでパロディーにされるのが名言の性というもので、TV 版から約10年経ったいまかなり手垢がついています。結果、名言が出てくるたびにヱヴァンゲリヲンの世界から現実に引き戻されてしまいました。特にラスト付近の名言は本来なら感動の場面なのでしょうが、現実に引き戻されてしまったので少し冷めた目でしか見られませんでした。
(;^ω^)TV 版をリアルタイムで見ていれば、おそらく感動できていたと思いますが……。
とは言え、全体的には満足できるものでした。映像には迫力がありましたし、ラストに至る緊張感も十分でした。
(;^ω^)次回作にも期待ですが、この手の連作ものは途中までは良いものの最後は(´・ω・`)というパターンがありえるのでちょっと不安ですね。