category: Java
DATE : 2007/05/09 (Wed)
DATE : 2007/05/09 (Wed)
JSF などの JSP の動作確認をしていると、特定の部分だけコメントアウトしたくなることがあります。例えば、一時的に Managed Bean のプロパティを削除した場合などです。
JSP の標準構文(「<% ... %>」形式の構文)を使用している場合、つい以下のようにコメントアウトしがちです。
(;^ω^)何度もひっかかりました。
<!-- <h:outputText value="#{bean.value}" /> -->
しかしこのようにコメントアウトした場合、コメントアウトした(つもりの)部分でエラーが発生することがあります。特に、初めに挙げたような、bean の value プロパティを削除した場合などは確実にエラーになります。
これは、コメントアウトしたつもりの部分を JSP コンテナがコメントと認識していないためです。
実は、JSP の標準構文には「<%-- ... --%>」という形式の標準構文用コメント文が用意されています。このコメント文を使用すると、JSP コンテナがコメント部分をしっかり無視してくれます。
例えば、上の例は次のようになります。
<%-- <h:outputText value="#{bean.value}" /> --%>
JSP コンテナが処理を無視するため、クライアント側からコメントアウト部分は見えません。
なお、JSP を XML 構文で記述している場合は、「<!-- ... -->」のコメント文を使用します。
参考文献
- JavaServer Pages (JSP) v2.0 Syntax Reference - Comment
- The JavaEE 5 Tutorial - Creating a JSP Document
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