category: Java
DATE : 2006/07/20 (Thu)
DATE : 2006/07/20 (Thu)
インストール
Java Advanded Imaging (JAI) のインストールには、3通りの方法があります。
ここでは、Windows でのインストールを前提に話を進めていきます。
JAI は、「Java Advanced Imaging Binary Builds」のページからダウンロードできます。
現在リリースされている最新バージョンは、1.1.2_01です。
ダウンロードできるパッケージには、以下の3通りがあります。
- JRE にインストールするパッケージ
- Java の実行環境に JAI をインストールするパッケージです。「*-jre.*」という形式のファイルです。JAI が必要なアプリケーションを実行する場合は、このパッケージをインストールします。
- JDK にインストールするパッケージ
- Java の開発環境に JAI をインストールするパッケージです。「*-jdk.*」という形式をしたファイルです。JDK 付属の JRE を使って JAI が必要なアプリケーションを起動する場合は、このパッケージをインストールします。
- 指定のフォルダにインストールするパッケージ
- インストールするフォルダを指定できるパッケージです。「*-windows-*.exe」という形式をしたファイルです。クラスパス変数は自分で設定しなければなりません。
私個人としては、実行用に JRE / JDK にインストールするパッケージを、Eclipse のビルドパスや Maven の依存ライブラリへの設定のために「指定のフォルダにインストールするパッケージ」を使用しています。
ファイルの構成
JAI は、以下のファイルから構成されています。(ドキュメント類は除きます)
- jai_core.jar
- JAI の核となるクラスライブラリです。JRE や JDK にインストールした場合は、<JRE のインストールフォルダ>\lib\ext にインストールされています。
- jai_codec.jar
- 主に、各種画像形式のエンコードやデコードを行うクラスライブラリが収められています。jai_core.jar と同じフォルダにインストールされています。
- mlibwrapper_jai.jar
- ネイティブライブラリを呼び出すためのライブラリです。jai_core.jar と同じフォルダにインストールされています。
- mlib_jai.dll
- C で記述されたネイティブライブラリです。JRE や JDK にインストールした場合は、<JRE のインストールフォルダ>\bin にインストールされています。
- mlib_jai_mmx.dll
- MMX を使用したネイティブライブラリです。mlib_jai.dll と同じフォルダにインストールされています。
- checkmmx.exe
- MMX が使用可能かどうかを確認するためのプログラムです。
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