category: Java
DATE : 2006/04/10 (Mon)
DATE : 2006/04/10 (Mon)
(前回の記事)
なぜ Logging を使うのか
実は、Java SE にはバージョン 1.4 から ロギング API が用意されています。また、それが搭載される前から Log4j というライブラリもあります。前者は Java SE 標準のものですし、後者はログを様々な媒体(コンソール、ファイル、ネットワークなど)に出力できます。
ログ出力機構がいろいろとある中で、なぜあえて Logging を選ぶのでしょうか。
それは、Logging が、ロギング API や Log4j との橋渡しを行ってくれるからです。つまり、ログ出力機構が何であろうと、Logging を通せばみな同じように使えるというわけです。
ちなみに、 Logging には SimpleLog という、単純に System.err へ出力するログ出力機構が付属しています。
今回は簡単な使い方のメモなので、 SimpleLog を使って話を進めていこうと思います。
( ・∀・)もちろん、後で高機能なログ出力機構に変えることもできます。他のログ出力機構に変えたとしても、プログラムを書いたソースコードを変更する必要はありません。もっとも、設定ファイルはログ出力機構に合わせて用意しなければいけませんが。
(つづきます)
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