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DATE : 2017/10/23 (Mon)
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DATE : 2011/11/15 (Tue)

背景

Jenkinsを使ってAndroidプロジェクトで継続インテグレーションを行おうとしたのですが、JUnitのXML形式でテスト結果を出力する標準的な方法が見当たりませんでした。テキスト形式では出力できます。しかしXML形式でテスト結果が出力できれば、テストが何件成功して何件失敗したのかが一目でわかるほか、その件数がビルドを経るに従ってどのように推移したのかがグラフでわかりテスト結果が見やすくなります。

調査したなかでは、android.test.InstrumentationTestRunnerを拡張してXML形式を出力するようにすれば解決はできるようでした。実際、「Android JUnit Report Test Runner」というプロジェクトでそのようなtest runnerを含むJARライブラリが提供されています。しかしテストのために新しいライブラリを導入するのは気が引けました。元のソースコードには手を入れずにXML形式のテスト結果を出力する方法が欲しかったのです。

そこでAndroi SDKに含まれているddmlib.jarを使用して、テストを起動し、おのおののテストメソッドの結果を受け取り、XML形式にテスト結果を出力するJythonスクリプトを作成しました。スクリプトの形にすることで、ソースコードを変更しなくてもテスト結果をXML形式で出力することができるようになりました。

使い方

本スクリプトの実行にはAndroid SDKJython 2.5系が必要です。実行前には、CLASSPATH環境変数にddmlib.jarのパスを設定してください。ddmlib.jarのパスは<Android SDKのパス>/tools/lib/ddmlib.jarとなるはずです。

Androidデバイスもしくはエミュレータにテスト対象のアプリケーションとテストアプリケーションをインストール後、以下を実行してください。android.test.InstrumentationTestRunnerを実行し、結果をXMLで標準出力に出力します。なお以下の実行例はbash上のものです。

./run_tests_for_xml.py -a <adbのパス> <テストアプリケーションのパッケージ名>

「<adbのパス>」はAndroid SDKに含まれているadbのパスに置き換えてください。<Android SDKのパス>/platform-tools/adbとなるはずです。「<テストアプリケーションのパッケージ名>」は、テストプロジェクトのAndroidManifest.xmlにある、manifest要素のpackage属性の値に置き換えてください。

特定のtest runnerを実行したい場合には次のようにスクリプトを実行します。

./run_tests_for_xml.py -a <adbのパス> <テストアプリケーションのパッケージ名> <test runnerの名前>

「<test runnerの名前>」は、テストプロジェクトのAndroidManifest.xmlにある、instrumentation要素のandroid:name属性の値に置き換えてください。現在のスクリプトでは実行するtest runnerはひとつだけ指定できます。

特定のデバイスやエミュレータ上で実行したい場合には次のようにスクリプトを実行します。

./run_tests_for_xml.py -a <adbのパス> -s <デバイスもしくはエミュレータのシリアルナンバー> <テストアプリケーションのパッケージ名>

「<デバイスもしくはエミュレータのシリアルナンバー>」には「adb devices」で出力されるシリアルナンバーを指定します。Jenkins上でAndroid Emulator Pluginを使用している場合は次のようにしてエミュレータを指定します。

jython25 run_tests_for_xml.py -a <adbのパス> -s $ANDROID_AVD_DEVICE <テストアプリケーションのパッケージ名>

スクリプトのダウンロード

GitHub上に置いてあります。ライセンスはApache License 2.0です。

build.xmlへの統合

Android SDKが生成するbuild.xmlへ本スクリプトを使用するターゲットを追加するには、GitHub上にあるrun-tests.xmlの-test-xmlターゲットや-test-coverage-xmlターゲットを参照してください。

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