DATE : 2006/08/05 (Sat)
「ぼく、ドラえもんでした。 涙と笑いの26年うちあけ話」(大山のぶ代・著)を読みました。26年間声優を務められたアニメ「ドラえもん」に関するエッセイです。
(;゚Д゚)私は本を読むのが遅いので、毎日1章ずつ、全部で8章、約8日間かかって読むつもりが、4時間ぐらいで一気に読んでしまいました
(´;ω;)藤子先生が亡くなられたところではウッ…… 大山さん自身が声を上げて泣くと、元々ドラえもんに近い地声から、ドラえもんが泣いているように聞こえたというくだりでさらに(´;ω;)ブワッときました。
大山さんはドラえもんに出会ってから、『アイツ』に一目ぼれしたそうです。しかし、放送局がなかなか決まらず、やきもきした気分を味わったそうです。そこからテレビ朝日に決まり、放送開始から絶大な人気を誇って映画「のび太の恐竜」へとなだれ込んでいきます。この勢いにのせられていくように、私もどんどんページをめくっていました(;゚∀゚)=3
(ちなみに、放送局がなかなか決まらなかったのは、今では「旧ドラ」と呼ばれる、日本テレビ版のドラえもんが失敗に終わってしまったためだと考えられます。この記事を書くために Wikipedia を見てみたのですが、旧ドラの最終回は「次回をお楽しみに」で終わっているようです。当時のスタッフたちが、ドラえもんアニメの復活を願ってのことらしく、(´;ω;`) →「日本テレビ動画版における最終回」)
大山さんら5人の声優陣の方々は、非常に楽しくドラえもんを演じてこられたようです。スタジオ内では、失敗をすると誰かが必ずジョークにしてみんな笑ってしまうそうです。もちろん、洋画の吹き替えや舞台などの経験が豊富だからこそできる余裕なのでしょう。私もそのような余裕を持てるように頑張っていきたいものです(`・ω・´)