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DATE : 2024/04/20 (Sat)
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DATE : 2009/02/15 (Sun)

Skype 4.0以上ではsecondaryオプションを付けることで、Skypeがすでに立ち上がっている状態でもさらにSkypeを追加して起動できます。しかし「Skypeがすでに立ち上がっている状態」というのが曲者で、単純に次のようなバッチスクリプトを書いてもSkypeは1つ目のものしか起動しません。なお、本記事ではSkypeは「C:\Program Files\Skype」にインストールされているものとします。その他のフォルダにインストールされている場合は、SKYPE_EXE_DIR変数を、Skype.exeのあるフォルダに書き換えてください。

setlocal
set SKYPE_EXE_DIR="C:\Program Files\Skype\Phone"
start /d %SKYPE_EXE_DIR% Skype.exe
start /d %SKYPE_EXE_DIR% Skype.exe /secondary
endlocal

そこで、1つ目のSkypeを起動したあとにスクリプトの実行をしばらく待機させて、1つ目のSkypeが起動しきってから2つ目のSkypeを立ち上げるようにしました。ただし、指定した時間分待機するようなコマンドはコマンドプロンプトには存在しません。そこで代わりにpingコマンドを使用しました。

setlocal
set SKYPE_EXE_DIR="C:\Program Files\Skype\Phone"
set PAUSE_SEC=60
start /d %SKYPE_EXE_DIR% Skype.exe
REM 1つ目のSkypeの起動を待つため待機
ping -n %PAUSE_SEC% localhost
start /d %SKYPE_EXE_DIR% Skype.exe /secondary
endlocal

このバッチスクリプトをスタートアップに入れておけば、Windowsの起動時にSkypeを同時に2つ立ち上げることができます。なお、上のバッチファイルでは1つ目のSkypeを立ち上げた後に60秒待機してから2つ目のSkypeの起動を行っています。お使いの環境によっては、それが長すぎたり短すぎたりすることもあるので、PAUSE_SEC変数の部分をほどよい秒数に調節してください。

参考文献

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