DATE : 2009/11/05 (Thu)
11月1日に「北陸アンカンファレンス2009」に行ってきました。「アンカンファレンス」とは、セッションの内容が事前に決まっておらず、参加者が自由に発表や議題を持ち込んでセッションを開くというスタイルのカンファレンスです。
どのようなセッションが開かれるのかわからず、高度な内容が多そうで初めは発表する気はありませんでした。しかしアンカンファレンスという参加者が自由に発表を持ち込む形式であること、また部屋2つ(当日は3つに増えました)で並行してセッションが開かれると言うことで、奮起して発表を持ち込みました。
とにかくバラエティに富んだセッションが多くて面白かったです。テーマが絞られていないので、本当に何が出てくるのかわからない。IT系のものもあればそうでないものもある、制作したものを発表している方もいれば、ツールの使い方を発表している方、iPhoneにインストールしているアプリを紹介している方もいれば、ディスプレイモニタの解体ショーを実演している方もいる。午前11時から午後5時までの長丁場だったにもかかわらず、どのセッションに参加するかとても悩ましく、時間があっという間に過ぎていきました。自分がふだん情報収集していても気付かない情報が大量にあって、刺激的で見聞がとても広がりました。久々にHudsonに本腰を入れたくなったり、jetpackにも興味を持ちました。非常に勉強熱心な方を見て、ライバル心にも似た気持ちが燃え上がったりもしました。
自分自身の発表「スクリプトからiTunesを操作する(Windowsで)」も、ところどころ詰まりながらもなんとか終えることができました。セッションへ参加された皆さんは熱心な表情でお聞くださりとてもありがたく、楽しかったです。このような機会があれば、またネタを持ち込んで発表したいと思いました。
以下、当日に思ったことをつらづらと書き連ねます。
- 自分自身の発表資料は、前日の夜遅くまでOpenOffice.org Impressで作成していました。ところが、当日の発表の中にはテキストエディタ中の文字を大きく表示させてスライド代わりにされている方もいました。発表したくなったら空いている時間に自分のセッションを入れても良いという点もアンカンファレンスの魅力なので、テキストエディタを使って即席で資料を作って発表したり、ホワイトボードを使ってアドリブで発表してしまうというのも十分にアリだと感じました。むしろ、それぐらい肩から力を抜いて参加した方が自分自身よかったのかもしれません(;´∀`)本当は、発表ネタを2つ3つ用意していたのですが、1個目のスライド作りだけで力尽きてしまったので……。
- 1セッション15分でセッション間が途切れなく進むので、実際に発表できる目安は10分ほどでした。ところが自分自身内容を詰め込みすぎて15分の発表資料になってしまい、セッション中は余裕がなく慌ただしく進めざるを得なくなってしまいました。次はもう少し時間に余裕を見て発表資料をまとめようと思いました。
- 1セッション15分で、並行してセッションが別々の部屋で3つあるため、15分ごとに移動することもたびたびありました。ノートPCの電源の確保が大変でしたし、移動の際には荷物を素早く片付けなければなりませんでした。そのため、アンカンファレンスにはネットブックなどの電源効率が良くて持ち運びしやすいノートPCが必須だと感じました。(;´∀`)いちおう自分はネットブックを持っていったのでなんとかなりました。
一参加者として、北陸アンカンファレンス2009はとても楽しく、刺激的な会となりました。このようなイベントがまたあれば、ぜひ参加して、発表したいと思います。