DATE : 2006/11/11 (Sat)
「MUSASHI -GUN道-」の配信が、視聴していた GyaO で終了しました。
第2話の作画崩壊を知ってから見始めたのですが、極一部の回を除いて、全編ヤシガニクオリティを貫き通してくれました。
(;^ω^)ごく一部の回がヤシガニというのは最近良く聞く話ですが、その逆を行くというのは、さすがは MUSASHI です
トンデモ作画で有名になった MUSASHI ですが、個人的には、設定面や(前半の)シナリオは結構好きです。特に、GUN 道の誕生の由来は、没になってしまった設定も含めればそれなりに納得のいくものになっていたのではないかと思います。
しかし、後半に入ると悪ノリとも自虐ともつかないシナリオになってしまいました。キャラクターが突然現代の(それも最近流行した)ギャグを言い出したり、「この MUSASHI という作品、普通の作品とはちと違う」とメタ的な台詞を言い出したりと、見苦しい状態になっていました。
ところで、MUSASHI の主要スタッフによる新作が間もなく放送されるようです。
「RGBアドベンチャー」という、光の三原色をモチーフにした話のようです。MUSASHI の時とは違い、公式サイトがあります。しかし、このサイトは、「公式」サイトではなく、「投資募集」サイトのようです。
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚Д゚) 放送前の、しかも知名度もない作品の投資募集なんて、初めて見ました
しかも、Wikipedia「RGBアドベンチャー」によると、参加していない人の名前がスタッフに挙げられていたようです。
挙げられていた方のブログによってそれが判明したのですが、そこに書かれた内容の『私は全く、関わっておりません。聞いたこともない』は早速、MUSASHI の『「見ながら笑ってたけど、何か笑うようなことか!?」「はい。面白いですからね」「自分が関わっている作品で、なぜ笑える!?」「だって、面白いですから。笑うしかない」「じゃあ好きなようにやってろ!」』に並ぶブログ発の名言として一部で話題になっています。
ところで、放送前のメイキングがすでに2回放映されたようです。放映中、CM は全くなかったそうです。どうも、スポンサーが未だに見つかっていないようで……
(;^ω^)これは雲行きが怪しくなってきましたね
参考文献
DATE : 2006/11/10 (Fri)
JSF には、ユーザが入力フィールドなどに入力した内容を検証できる Validator があります。例えば、javax.faces.validator.LengthValidator は、入力された文字数が一定の範囲内にあるか検証できますし、org.apache.myfaces.custom.emailvalidator.EmailValidator は入力された文字列がメールアドレスの形式になっているか否かを検証できます。また、javax.faces.validator.Validator インタフェースを実装することで、自分なりの Validator を作ることもできます(他にも、検証を行うメソッドを直接記述する Validator もあります)。
インタフェースを実装した Validator は、JSF の設定ファイルである faces-config.xml に登録すると使えるようになります。例えば、以下は project.jsf.MyValidator を myValidator として登録した部分です。
<validator> <validator-id>myValidator</validator-id> <validator-class>project.jsf.MyValidator</validator-class> </validator>
こうして登録した Validator を入力フィールドで使用するには、次のようにします。以下は、入力フィールドに入力された文字列を myValidator が検証し、合格であれば myBean の value プロパティに文字列を設定する部分です。不合格の場合は、入力フィールドに続いてエラーメッセージが表示されます(h:message タグの部分になります)。
<h:inputText id ="textField" value="#{myBean.value}"> <f:validator validatorId="myValidator" /> </h:inputText> <h:message for="textField" />
しかし、Validator の使用には注意が必要です。入力フィールドが空値の場合、Validator は実行されません。つまり、空値の場合は空値がそのまま myBean の value プロパティに設定されてしまいます。
実は、入力フィールドなどの入力を求める部分に文字列があるかを検証する方法は、別に用意されています。
それは required 属性で、この属性を true に設定すると、入力を必須にすることができます。
上の例では、次のようになります。
<h:inputText id ="textField" value="#{myBean.value}" required="true"> <f:validator validatorId="myValidator" /> </h:inputText> <h:message for="textField" />
Validator 同様、h:message タグの部分にエラーメッセージが表示されます。
すると、Validator では空値を検証する必要がないとも言えます。
(;^ω^)これにはそうとう長期間苦しめられました
参考文献
DATE : 2006/11/09 (Thu)
最近、家で猫を飼い始めました。小さな野良猫が家に住み着いてしまったので、飼うことになったのです。
しかしこの猫、まだ慣れないせいかとても暴れん坊です。私の部屋のドアは建て付けが悪く、猫が体当たりして入ってきてしまいます。
そして今日、ノート PC を使っていると、キーボードの上に猫が乗っかってきました。
これはまずいと慌てて猫をキーボードから引き離しました。すんなりと引き離すことはできたのですが、猫が負けじと爪を立てた結果、F9 キーが弾け飛びました。
Σ( Д ) ゚ ゚
ファンクションキーは普段使わないので、初めは文字キーが飛ばなかっただけマシと心を落ち着かせていたのですが、飛んだキーを良く見ると、モニタの輝度調整をするキーでもありました orz
弾け飛んだ跡とキーとを見比べてみると、キーの四隅にはツメがあり、弾け飛んだ跡に対応してはまりそうな形になっていました。そこで、キーをなんとかはめ直そうと思ったのですが、なかなかうまくいきません orz そのうち、ツメの部分が傷だらけになってしまいました。
そこで、はめるのはあきらめて、その脇の F8からF10キーまでをセロテープで渡すことで、F9を固定しました。
(;´Д`)少々弾力が不安定だったり、隅を押すと反応しなかったりしますが、応急処置風になんとか修復できました。
(;^ω^)キーボードに乗った猫を引き離す時には、落ち着いてそっと持ち上げなければいけませんね
DATE : 2006/11/07 (Tue)
Maven と maven-jetty-plugin(6.0.0rc4)とで JSF を使ったページを開こうとすると、次のようなエラーが発生する場合があります。
PWC6188: The absolute uri: http://java.sun.com/jsf/html cannot be resolved in either web.xml or the jar files deployed with this application
これは、JSP のコンパイル時に、「http://java.sun.com/jsf/html」という名前空間が web.xml や配備されている JAR ファイルの中に見つからなかったことを示します。
通常、JSF の名前空間やタグを定義した TLD ファイルは JSF の実装に同梱されており、その JAR ファイルを配備すれば上記の名前空間も JAR ファイルから自動的に見つけ出されます。
しかし、プロジェクトが依存するライブラリとして JSF の実装を登録しておいても、上記のエラーは発生することがあります。
どのようにすればエラーを解決できるのでしょうか。ウェブ上を検索した結果、「Maven 2 novamente -> mvn jetty:run」(Urubatan`s Weblog)という記事が見つかりました。しかし、この記事はポルトガル語で書かれているようです。そこで、以下に記事からなんとなく分かった内容をメモしておきます。
プロジェクトが依存するライブラリとして JSF の実装を登録するには、POM ファイルに次のように記述します。(ここでは、JSF の実装として Apache MyFaces を取り上げます。 「...」は省略を表します)
... <dependencies> <dependency> <groupId>org.apache.myfaces.core</groupId> <artifactId>myfaces-api</artifactId> <version>1.1.4</version> </dependency> <dependency> <groupId>org.apache.myfaces.core</groupId> <artifactId>myfaces-impl</artifactId> <version>1.1.4</version> </dependency> </dependencies> ...
JSP のコンパイル時に JSF の名前空間が見つからないエラーが出る場合は、上の記述を maven-jetty-plugin の設定にコピーします。
例えば、以下がコピー前の maven-jetty-plugin の設定だとすると
... <plugin> <groupId>org.mortbay.jetty</groupId> <artifactId>maven-jetty-plugin</artifactId> <scanIntervalSeconds>10</scanIntervalSeconds> </configuration> </plugin> ...
maven-jetty-plugin が依存するライブラリとして、JSF の実装を登録します。
... <plugin> <groupId>org.mortbay.jetty</groupId> <artifactId>maven-jetty-plugin</artifactId> <dependencies> <dependency> <groupId>org.apache.myfaces.core</groupId> <artifactId>myfaces-api</artifactId> <version>1.1.4</version> </dependency> <dependency> <groupId>org.apache.myfaces.core</groupId> <artifactId>myfaces-impl</artifactId> <version>1.1.4</version> </dependency> </dependencies> <configuration> <scanIntervalSeconds>10</scanIntervalSeconds> </configuration> </plugin> ...
このようにすることで、maven-jetty-plugin で JSP のコンパイル時に JSF の名前空間が見つからないというエラーを防ぐことができます。
2006-11-22 追記
この現象は、maven-jetty-plugin で起動される Jetty ウェブサーバのバグと分かりました。詳しくは、「maven-jetty-plugin で JSF の名前空間が見つからないのはバグ」をご覧ください。
現状では、まだこのバグは直っていません。
DATE : 2006/11/06 (Mon)
「経緯度を整数値で扱う」では、TIA/EIA IS-801規格(PDF)を使用して経緯度を整数で表現しました。
進行方向(0度 ≦ 方向 < 360度)についても、TIA/EIA IS-801 規格を利用すると整数で表現できます。
再び拾い読みしたところ、360/2^10単位で表すことで10ビット幅で表現できるようです。
経緯度の場合と同様、BREW で取得できる形式と同じなので、進行方向もこの形式で格納しておくと便利です。
方位を TIA/EIA IS-801 形式に変換するには、進行方向に2を乗じます。
(TIA/EIA IS-801形式) = (進行方向) × 2
方位は度単位で、結果に小数があれば切り捨てます。
なお、「2」という数字は、360/2^10 の逆数から小数を切り捨てたものです。
ちなみにこの場合、TIA/EIA IS-801形式の1は0.5度に相当します。
すると、0.5度未満の進行方向は表現できないということになります。