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DATE : 2025/01/19 (Sun)
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DATE : 2007/01/21 (Sun)

NHK スペシャル「情報テクノロジーは命を救えるか ~阪神・淡路大震災の教訓は、いま~」を見ました。

(;^ω^)一応、情報テクノロジーを扱う端くれなので……

番組の中ではまず、阪神・淡路大震災では、被害状況が警察や災害対策本部にうまく伝わらなかったために効率的な救助ができなかった事例が取り上げられました。例えば、

  • (当時は携帯電話が普及していなかったため)電話回線が輻輳して被害状況を伝えられなかった。
  • 警察に被害を伝えに来た人もいたが、警察署付近の住人に限られていた。
  • 上空からヘリコプターで状況を確認しようとしても、どこもかしこも瓦礫の山で同じような風景だったため、正確な位置が特定しにくかった。

などです。また、新潟県中越地震の例も挙げられ、特に山古志村は孤立してしまったために全く被害状況が外部に伝わらなかったことが印象に残りました。

そうした事例から、災害時に必要な情報は「鳥の目」と「虫の目」が重要と解説していました。

鳥の目
被害状況全体を俯瞰するような情報
虫の目
被害の現場で実際に起きている状況

その中で、「鳥の目」に対応する情報テクノロジーとして、GPS 搭載ヘリコプターや、震源地などを入力すると被害状況を予測するシステムが取り上げられていました。

また「虫の目」には、住民が携帯電話を使って被害状況を投稿するシステムが取り上げられていました。

しかし、住民が被害状況を投稿するシステムの弱点として、正確な情報が伝わらない場合があることや、情報量の多さに対策本部が混乱する恐れがあげられていました。その対応策として、防災訓練で正確な情報を伝えられるような教育を住人に施すことや、各避難場所で情報を一旦まとめるといったものが挙げられていました。

(他にもいろいろな解説がありましたが、省略します)

住民が携帯電話で被害状況を投稿するというのは、なかなか興味深いと思いました。そのシステムは、被害状況の分類を選択した後、詳しい状況を文章で記述するというものでした(写真を添付することもできるようでした)。しかし見ていて思ったのは、緊急時に果たして慌てずに正しい情報を送ることができるかということでした。

(;^ω^)番組内でもキャスターがその問題を取り上げましたが、それに答えた教授の答えは「地域の住民同士が声を掛け合って――」と、今ひとつかみ合っていませんでした。

個人的には、ボタン一発で被害状況をカメラで撮影、位置情報と方位情報をつけて地図上にマッピングできればかなり扱いやすいものになるのではないかと思いました。

(;´Д`)ただ、番組の結論でもそうでしたが、結局、情報テクノロジーを使うのは人なんですよね。すると、例え住人間でうまく情報が集まっても、対策本部や自治体、国とうまく連携がとれなければせっかくの情報もゴミになってしまうような気がします。

(;^ω^)そう考えると、情報テクノロジーで命をうんぬん……というのは、案外小手先の改善に過ぎないのかもしれませんね……。

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DATE : 2007/01/19 (Fri)

敵にアタックしてはポイントを稼ぎ、空高くジャンプしてはポイントを稼ぎ、木々の間をすり抜けてはポイントを稼ぎ、派手にクラッシュしてはポイントを稼ぐ……と、プレイしていると脳汁がどんどん溢れてくるこのゲームのとりこになってしまいました(*´Д`)

エキサイトトラック」(Wii)というレースゲームなのですが、クリアするだけなら順位は特に重要ではありません。とにかくスタントを決めてポイントを稼ぐこと、これがこのゲームの目的です。

スタント、といっても難しいコマンドを入力するわけではなく、ゲーム中に極自然にできる動作になっています。挙句の果てには、木や岩、壁に衝突してクラッシュしてもポイントが入ります。

クラッシュした場合でも、一定時間内にボタンをある程度連打できればターボのかかった状態で復帰できたり、逆走状態になってもAボタンを押すだけで一瞬で向き直ったりと、アクシデントが発生してもテンポが乱れないようになっています。そのおかげで、クラッシュを恐れずにガンガン森の中に突っ込んでいったり、どこまでもジャンプできます。

( ´∀`)ジャンプといっても、ちょっとはねる程度のものではなくて、大きく山なりに飛んでいきます。万里の長城もひとっとびです。

一見すると、とても大味なルールにも思えますが、少し極めようとすると途端に難しくなってきます。ハードモードを出すためには全コースをSランクでクリアしなければなりません。その場合、いかにスタントを多く決めるか、それでいて、どれだけ高順位でゴールできるかが重要になってきます(順位によってもポイントが入ります)。

( ´∀`)たいてい何度もやり直しになるのですが、やり直すたびに腕が上達したと実感できます。

そして、SD カードに入れた MP3 ファイルをレース中の BGM として使える機能があるのもうれしいところです。アップテンポな曲でノリノリで走るのもよし、ゆったりした曲でゲーム内容とのギャップを感じながら走るのもまた乙なものです。ちなみに、認識される曲は100曲までです。また、2ch のスレッドを覗いてみたところ、100db でノーマライズするとメニュー画面の BGM と同じ音量になるそうです。

( ´∀`)b しばらくはこのゲームから手が放せそうにありません。


DATE : 2007/01/17 (Wed)

前回の記事

進行方向のみをエミュレーションする小技

進行方向のみを扱う場合は、以下のように GPRMC データを作ると簡単に進行方向をエミュレーションできます。(BREW シミュレータ Version 3.1.2.17 で確認しました)

  • GPRMC の進行方向部分を任意の値に書き換える。
  • 緯度・経度のどちらかの値を適当に変化させる。

例えば、10秒後に真東へ、20秒後は真北へ進んだ GPRMC データは次のようになります。(初めのデータは、「NMEA-0183 フォーマット」からの転載です)

$GPRMC,050945.00,A,3504.227794,N,13545.810149,E,000.0,57.1,140302,6.5,W,A*12
$GPRMC,050955.00,A,3504.227795,N,13545.810149,E,000.0,90.0,140302,6.5,W,A*12
$GPRMC,050965.00,A,3504.227794,N,13545.810149,E,000.0,0.0,140302,6.5,W,A*12

緯度・経度のどちらかを適当な値に変えるのがポイントです。緯度・経度の値が変わらない場合、BREW シミュレータの GPS エミュレータは進行方向も変化していないと見なすようです。実際、緯度・経度が変化しない場合は進行方向も変わらないので、そのような動作になっているのだと思います。上の例では、緯度を0.000001分刻みで増減させています。

(了)


DATE : 2007/01/14 (Sun)

GPRMC で取得できる方位は、携帯端末を向けている方向ではなく、進行方向だったことに今日気付きました orz

(;^ω^)つまり、北に携帯端末を向けながら東の方向へ進んだ場合、GPRMC には東の方位が出てきます。

というわけで、これまでの記事を修正しておきました。

ちなみに、電子コンパスを使った、携帯端末を向けている方向を表す方位は IPOSDET_GetOrientation 関数を使うと取得できます。

(;´Д`) ただし、電子コンパスのエミュレーションはできないようです。BREW シミュレータでは、IPOSDET_GetOrientation 関数が有効な値を返すのですが、電子コンパスのデータを表す HCHDG データを入力しても値に変化はありませんでした。

参考文献

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